勝村顕飛作品が生まれるまで勝村作品が生まれるまでが解説されている雑誌

勝村顕飛さんの作品がどうしてこんなにも魅力的なのか。
それはやはりあの独特の「白」の表現と、なめらかで心地よい口触り、そしてひと筆ひと筆丁寧に施された線ではないでしょうか。

上品な「白」は、お料理の色をひと際鮮やかに、そして目で見て美味しそうだと認識するのに十分な役割を果たしてくれます。

勝村顕飛 白と線の表現よく、勝村顕飛さんの器に使っている釉薬はどんなものですかというお問合せといただきますが、実は勝村顕飛さんの器には釉薬が用いられておりません。

形ができあがったあと、線を引き、素焼きをせず本焼きのみ行います。

勝村顕飛さんの器には、器の表面を彫って出来た凸凹に呉須を埋めて装飾する線象嵌という技法が用いられており、勝村顕飛さんの手で整えられたなめらかなフォルムに描かれることで、上品でオシャレな作品となっています。

マットな上に白地の器を使用する際、どうしても気になるのがシミや傷。
でも、万が一シミや傷がついてしまった場合でも、メラミンスポンジでこすればきれいな状態に戻すことができます。

使い勝手もよく、お料理も映え、そして手入れも簡単な勝村顕飛さんの器。

他の器と同じように、使用後はすぐに洗い、完全に乾燥させていただけたら、ずっと長くキレイなままでお楽しみいただけます。